2014年秋モロッコへ撮影旅行へ行って来ました。撮影旅行と言っても旅行そのものは大手旅行会社主催の旅行の中かあら自分の行きたい所、撮影のできそうなコースを選びその中で自分なりの写真撮影をする 撮影だけを目的とした撮影旅行は気に入ったコース、日にち、料金等なかなか合わないので選びずらい。今回の旅も家内同行 撮影も自分ではそれなりに満足した旅で良かった

成田空港からエミレーツ航空で22時過ぎ乗り継ぎ先のドバイへ出発 ドバイまで11時間15分ぐらい ドバイからカサブランカまで同じくエミレーツ航空で8時間ほど 機内で寝たのか寝ないのかよくわからないがカサブランカ着 何せ眠い 疲れた

カサブランカ空港到着後バスで南へ下りアルジャディーダへ ポルトガル支配時代のメディナ(旧市街)へ 夕方エッサウェラの町に移動

この写真はメディナ入口

 エッサウェラ ホテル前のビーチ

たくさんの鴎が浜辺で羽を休める 朝のビーチをたくさんの人がウオーキングしていた

エッサウェラのメディナ ここはイスラム教徒の国 人物の写真撮影は嫌う 特に女性の顔写真撮影はダメ 写真撮影OKの了解を取らないとまずいようだ

旧市街の路地にて 

メディナ内の店 陶器店 カラフルで綺麗なタジン鍋 家庭用か土産物かよくわからない

路上の帽子売り モロッコの帽子か?

アルガンオイルを作るためアルガンの実を石で叩き割る

アルガンの実の中実を石うすでひき挽かれた粉状の物を手で捏ねて油を絞り出す 女性には大変な仕事だがアルガンオイルにより女性の仕事として女性も金銭を稼ぐことができ女性の地位向上になるとの事

 マラケシュに移動 夕方のマラケシュ

マラケシュの象徴 クトウピアモスク(モスクとはイスラム教の礼拝所)

マラケシュ市内 馬車、車、バイク、ロバこの国の道はなんでも通る 信号は少なく適当に自分で気を付けながら横断する 走り抜ける人はいないようだ 日本人この様な横断はしなく渡る時怖い

夕方のジャマ・エル・フナ広場

昼間の人も多いが夜の人では昼間どころでない広場ではあちこちで露店、屋台、の飲食店が多いいがヘビ使いや、わけわからない見世物がたくさん出ている(除いて見られるが有料のところが多いい すりもたくさんいた

翌日、昼間のジャマ・エル・フナ広場でコブラ(ヘビ)使いの写真を撮る 有料なのはわかっていたのでお金を払い写真撮影20デルハム

1デルハムは日本円12.5円=250円 まあこんなものか

マラケシュを後にワルザザードへ向かう 途中標高2200メートルのテシカ峠を越える手前の小さな村でヒツジの放牧をする遊牧民を数か所で見る 

テシカ峠手前の土産物売りでお祈りの時間になったのかコーランが聞こえ8人ほどの男が絨毯の上でお祈りを始める 写真撮影が良いか悪いか判らないが一応シャッターを切った 都会でも地方でも女性がお祈りをしている処を見ない 女性は家の中だけか 疑問がわく

モロッコ世界遺産アイト・ベン・ハッドゥ この町は日干し煉瓦作りの古い要塞都市 都市内に入ると迷路のようで 今でもベルベル人数家庭が暮らす 明かりはガス灯、煮炊きはガス 水は近くに川が流れていて汲んでくる

日干し煉瓦の家で土産物を売る店

トドラ渓谷へ行く途中オアシスの街で出会う駱駝を飼うベルベル人 このラクダにお客さんを乗せ案内していくらかの代金を貰うのであろう

駱駝と人の写真撮影10デルハム払う

1200年前から乾燥台地に水を引き、人が生活できるようにアトラス山脈の雪解け水を地下横穴でつなげ引き込んだ名残り カッターらと言うらしい 今はこの直ぐ脇に硬質ゴム管を埋設して水を引き込む 所々にコンクリート構造物がありそこから水を汲めるようになっている 

まだ暗いうちにラクダの背に揺られ砂漠の中で日の出を見に行くが今日は雲が多く丸い太陽は見ることはできなかった 

世界最大の砂漠サハラ砂漠をラクダの背で行く観光客

ラクダの背で行く人影絵 時々太陽が出て影ができる ここのラクダの鞍は鐙がなく足は「ブラブラ」したままで安定が悪くラクダの背で写真を写すのは大変 見ている前でラクダから落ちそうになった人や落ちて捻挫した人もいた 

サハラ砂漠を後にモロッコのスイスと言われるトドラ渓谷を見てフェズへ向かう途中 遠くに見えるのはラクダにえさを与えている絵 こんな乾燥地帯で少しばかりの緑の餌で足りるのか この辺の人はベルベル人 どう生活しているのか不思議になるが住めば都か?

ロバの背に荷物を積みどこから来てどこへ行くのか 見渡す限りの乾燥地帯 はるかかなたに見えるのは山並みだけ どうしてこんな暮らし難い所でで暮らすのか私には理解できない

日本は良い所と思う

フェズの街 この門が新市街と旧市街を分ける

門の中が旧市街 旧市街は間口2mぐらいの店がひしめき合っている ここへ来れば何でもそろうぐらいたくさんの店がある なれないとどこを歩いているかわからなくなるほど広い

凄い賑わい

モロッコの伝統工芸品金属細工 真鍮や金、銀などのお盆テーポットなどを作っている 金属に下絵など書かずそのままたがねとかなずちで絵柄の細工をしている モロッコの職人技らしい 見事な出来栄え 金属の種類によりそれなりの値段もする

このメぢ名に住む家庭の家 数百年の建物をこわれた所だけ昔のままに修理して使う 日本だと伝統文化財に暮らすようなもの モロッコを代表する飲み物ミントテーを飲む 日本で飲むミントテーはミントの香りが強く私は好きではないがここで飲むミントテーは美味しかった

フェズ旧市街は道幅も狭く車は入れない荷物の移動は人力かバイクまたはロバここの道はまだ広いほう狭い所は人一人が通れるくらいの狭さ

通路は店の明かりか太陽光が射し込む所でないと昼間でも薄暗い

皮のなめし工場 工場が旧市街の店が立て込む一角にある この工場の下が革製品のお店 モロッコは革製品も有名で特に最近日本でも人気のバブーシュ(革製スリッパ)モロッコでは家の中で履く物と外で履く物がある 皮も羊、山羊、ラクダ等色々 良い物は臭くないが値段は高い

旧市街にある肉店 ラクダは乗り物、荷物を運ぶ車代わりの動物 しかし人の食糧でもある

年を取り働けないから食糧になるのかは私は判らないが肉屋の店頭に足も顔も売られている

鳥、羊、牛も同じ 今の日本では生き物の命を食す事と食べる行為が見えなくなった時代

陶器工場で絵付けをする女性たち 工場と言っても電動機械が音を立てて動いているわけではなくろくろは足けり式、染付は下絵なし、直接筆で書いていく、なれた手仕事

フェズから一路ボルビリスへ 古代ローマ遺跡

紀元前一世紀ごろから栄え、ローマ時代にはローマの属州になった ガイドブックより

夕暮れ時門に光を受ける

ボルビリス遺跡内に残るタイル絵 今もモロッコの建物などにはたくさんタイルを使用した幾何学模様の飾が施されている

夕暮れのボルビリス遺跡 塔に沢山のコウノトリの巣があった

モロッコ女性普通の衣装

青の街シャウエン モロッコの街は色で表すことが多い 赤の街マラケシュ、白の街タンジェ

これはその土地にあった気候、風土から成る 赤は土地の土がピンク色の粘土等による シャウエンは地中海地方の山間の小さな町で青の色は空の色 街中の家はほとんど青く塗られている なぜ青なのか? 日本のツアー旅行では今まで行く事がなく個人旅行の世界 今年から一部の旅行会社が一部のツアーに組み入れるようになった

シャウエン街中の広場で 男の民族衣装はこんな衣服 ファスナーなどなくかぶるとの事  ねずみ男のよう この人はたぶん物乞い

街中の風景 後ろの山は日本の奥秩父に似ている モロッコも、ここ地中海地方まで来ると乾燥地帯でなく緑も多くなる

地中海地方タンジェ スペインの海の玄関口

白の街タンジェ この町はジブラルタル海峡を挟みヨーロッパ、スペインまで高速船で2時間強で行ける

旧タンジェの街並み 港の前にはカフェが並んでいる

モロッコの首都ラバト この町の路面電車

ラバト市内ムハンマド五世廟 ハッサンの塔前で自撮り記念撮影する二人

ムハンマド五世廟内で女性2人に声をかけ写真撮影良いですかと言うとOKとの事、イスラムの世界で写真撮影はNO 特に女性の撮影はダメ

シャウエンなど小さな町、地方の町ほで撮影は困難 大都会で大学に通う2人はイスラムの世界も考え方に変化が出てきていることを感じる 

カサブランカ市内 モロッコの人口おおよそ3千万人 その1割強(300万人)が住むモロッコ一の都市 ちなみに国土は日本の1,九倍

この人は水売り 水も売るが写真撮影で五デルハムのモデルを兼ねる

モロッコのビール イスラム教では豚肉とアルコールは禁止 それでも観光客がお酒を注文するのでホテルなどにはビールとワインはある ただ値段がすごく高いのと一部レストランはないとこもある 350ml入り日本円で750円から900円ぐらい ホテルのミネラルウオーターは高いので町に買いに出るとホテルの五分の一以下 ついでに酒を探すがない

エッサウェラ港町の中で頂く昼食 イワシの塩焼き ほか1品 パンなど ここの料理は塩、コショーの味があり港町のせいか美味しいが砂漠のほうの乾燥地帯に行くと肉、魚なども少なく野菜がメイン料理のようになる 味は野菜の味 テーブルにある塩、コショーをかけないと日本人には(私と家内だけかも)食べにくい


味がないとはいえ、これしかなければなんでも食べられる お腹はいっぱいになる 

イスラム圏の旅行は初めてでアフリカ大陸も初めて 日本からは遠い 飛行機も乗っている時間が長すぎる それでも行く価値のあるモロッコ また行くかと言われると行きたい、もっとゆっくり見たい、買い物もしたいと思うが、まだ他に行くところ、見てみたい所、私なりに感じてシャッターを切りたい所がありすぎてモロッコだけに行くわけに行かない 自分ではまだ若い、そこそこ行かれると思うがどれだけ行かれるかはわからない 健康でお金を貯めよう

最後に数多い写真、面白くない文章を見てくれてありがとうございます